wanwanhanasan’s diary

今日の散歩道~フォト&つぶやき!

本を読む・・・。

ここしばらく雨の日が多くて・・・最近は帚木蓬生さんの本を読んでいる。
小説だから作者の想像力豊かに~その時代を生きた人を描いているとは思うものの・・・史実を忠実にえがいているとはいえないかもと思うものの・・・。
過去の朝鮮半島での植民地支配の中で、日本人が振舞った行為には戦慄を・・
大きい嫌悪感を持ってしまう。私も含めて・・・あまりにも知らなさすぎる事実が
描かれていて・・・。こういう史実はしっかりと心に収めて見つめるべきと真に思う。
             
戦後、ドイツがことあるごとに自らの非を悔い改め、絶えず歴史を掘り返しているのとは対照的に、日本は自分の行為に目をつぶり、他国を蹂躙した足跡を忘却で埋めようとしている。漢民族に、退歩した劣等民族という烙印を捺し、武力侵害と経済的搾取を用意周到に進めていった日本。民族の抵抗に暴圧を加え続けた日本。三千年の歴史だけではなく、固有のことばと文字を奪い取り、父祖代々の姓名までも改変させた日本。日本政府が宮中に軍隊と暴徒を送り、当時の皇后を殺害した事実など・・・どれだけの日本人が知っているだろうか?・・・・・。
この本は、反日小説であり、日本人にとっては知日小説であると解説されている。
     ・・・ 小説 三たびの海峡より。
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韓国の国民感情は、そういう過去の歴史が残っていると考えれば・・・
慰安婦問題など・・・日本人の側からだけの考えを押し付けられるものではないと~思ってしまう・・・


今までの日本人が遺してきた足跡を
今生きている者が知らなければ・・・
今を、間違わずに生きる知恵は出てこないのでは・・・と思う。
              是非、この本を読んでみて~!