咲き始めた椿にも容赦なく雨が降り注ぎ～
全部の葉っぱがつやつやと艶めかしい
すっかり洗い流されて、暖かい春待つ準備ok
今咲いているのは、実生からすくすく育った
子供の椿。親椿はポツポツと遅れて咲き始める
若さはいつでも伸びる力を持っている！
我々年齢は、頑張っても伸びるかどうか定かで
無く、疲れを残すと知っている。
今日のような雨の日は、散歩もいかず、本を
読みながら～ぼそぼそと過ごす休養日・・・。
小川洋子さんの"密やかな結晶”を読んでいる
ある島に住む住民すべてに、最初は身近にある
物から消滅していき、最後は人の体も順番に
消滅して消え去ってしまうという～。
そんな中でも記憶が消えない人たちがいて
秘密警察が執拗に追跡して見つけ、消滅させる
。あり得ないけど～～～・・・
どこかで同じような事が起こっているような
、世界のどこかで、日本のどこかで～。
そんなことをふと感じてしまう！
それでも、あらゆる物が奪われたとしても、
他の誰にも見せる必要の無いひとかけらの
大事な結晶を持っている。それぞれの人が。
人間の尊厳を冒そうとする者に対しての、
容赦ない非難を込めた物語～作者の想い！
と、解説文に。
雨の音を聞きながら・・・今の世の中の
有り様は、当たらずとも遠からず～の想い！
昨日の散歩の帰り道に出会った早咲きの桜の
微笑んで咲く姿を思い出し～・・・
希望もまた有りと考える！
最近のつぶやきはちょっと暗いなぁ～
こころが疲れているんだな！
しばらく旅にも出ていないし・・・。
