遠くの上流で降った雨がどくどくと～
濁り水が流れる～いつもの川べり散歩道
アオサギが、濁り水を前に戸惑いながらも
ずーっと根気よく小魚の姿を求めて～！
自然のいとなみに戸惑いながらも
決してあきらめる事のない生き物！
北陸には珍しく雨がとても少ないためか
空気の中はびっしりと水分が詰まったままの
重たいまとわりつくような空気感に
散歩の足も重た～～～い。
そんな中のムクゲの花は清々しい！
まだ蕾がいっぱい！これからが見ごろに！
一日花・・・朝開花して夕方萎む
それがしの その日暮らしぞ 花ムクゲ
一茶の句がぴったりとこころに響く
平安の頃からすでに植えられていたという木槿
儚げに咲くけど・・・そんなに長き世を～
ひょうひょうと生きてきたと思うと・・・
樹齢何百年という大樹に劣らないような
いのちの重みを感じる。
わたしの周りに何気なく生えている自然の
植物の多くがそんな歴史をつないできたと
思うと・・・一茶の句が人の在り様そのものだ
なぁ～～～と可笑しくもなる。
自然にはとてもかなわない！
悲しいことに、最近あちこちの草むらが
コンクリートで固められ～市の所有の。
新築のお家のお庭は全部コンクリートで
覆いガレージに～～～と・・・
住まいの身近にあった自然の植物の住処？が
どんどん消えていく・・・。
こんな小さな場所が、大きい自然破壊や
環境の悪化に全部繋がっていくのがありありと
想像できる・・・。こんなんで良いの？？？
馬耳東風～！
