雨降り止まず～カメラ散歩もままならず～
散歩で撮った雑草たちを見ながら～
゛雑草たちの愉快な生き方”（ちくま文庫）を
見ている・・・。へーっ!!!すごい生き方の雑草たち！
おどろきと感嘆と尊敬？がますます増して～そして
面白くて・・・ますます雑草たちに吸引されそう～～～！
川べりのこの場所に、毎年顔を見せてくれる。
なんともユニークな姿に、不思議感持ちながら～！
ガマの穂先の姿は、かまぼこの語源だそう。
うなぎの蒲焼も、昔はちくわのように棒にさして
焼いたそう。蒲団もガマの字。綿毛が座布団に
利用されたようで！なんと身近な～！
このガマの穂は雌花で、無数のごく小さな花が
ぎっしりと詰まって穂を形成。
その穂の上に突き出た串のような部分が雄花。
ガマは風で花粉を運ぶ風媒花。少しでも遠くに
飛ぶように～そして雌花は花粉をうけやすい様にと
工夫されたこの形。
そしてなんとなんと!!!1本の穂に35万個の花が咲き
35万本の雄花が花粉を受粉し、35万個の種子を宿す！
小さな穂の中に、35万ものいのちの営みがあるって!!!
35万という命を育むのに、雌花も雄花も無駄なものを
一切省いてシンプルな構造になり、サイズも小さくなり
一つの花は一粒だけ種子を作るようになった！
35万もの思いが集まって、ガマは寸分の隙もない
一つの穂になっている。
力を合わせるとはこういう事をいうのだろう～・・・
限られた小さな惑星、地球に住んでいる60億の～
人類にとっても示唆に富む考え方ではないだろうか～！
作者の言葉も示唆に富んでいる！
今まさに、コロナも含めて～の世相・・・
蒲に知恵を学ぶべき・・・と。雑草というなかれ!!!
人の一人一人の力は弱いけど～雑草であると思いいたれば
・・・ひとりひとりは、知恵も力も秘めているとも
思えてくる～～～！
雨の日も又良きかな～の時を過ごす・・・今日。
