本を読んでいたり、エッセイなどで、鈍色(にびいろ)ということばが続いて出てきて、何だか引っかかって~、濃い灰色、墨染めの色との説明。濁った~白濁したようなイメージだったけど。今、まさに鈍色の季節!北陸の今日の空は~鈍色の空です。
枯れすすきがポツンと~・・・。
己は河原の枯れすすき 同じお前も枯れすすき~
大昔に感じられるこの歌、詩人・野口雨情の民謡だったとは・・・。
初めて知る。ちょうど、第一次世界大戦が終わったころ、世の中には閉塞感が漂っておりし頃・・・とある。こんな景色に出会うと、ふっと口ずさんでいるから~~わたしの中に共感するものが眠っているんだろうなーと・・・歴史とは、人の営みの深い層という言葉を・・・どこかで読んだなぁ~・・・。
野口雨情には、失われゆくもの 失われてしまったものへの情感を歌ったものが多いという。そんな思いに引き寄せられるんだろうな~。そんな詩人の詩に触れ、その時代を思い知ることも・・・こころを満たしてくれるものがあると~思いながら空を見上げる。
近くのお庭のロウバイが満開です!
鈍色の中に~こころがぽっと幸せに~。
あちこち見なくっちゃ~・・・しあわせ探し!