冬景色の中にもあちこちに~
複雑な色を交えながらの彩りがある
お日さまに輝かしてもらっても~
陽気ではなく静かにたたずむような
しみじみな色あいが・・・大好きだけど
今盛りなりのお花 咲き残りのお花
何かを語り掛けてくれる~
いつも~こんな味わい深い色を・・・。
久し振りのミノムシ坊や!
最近、ミノムシを見かけないけど~
これを見つけると・・・何ともせつなくなる!
ミノムシは、成虫はミノガという蛾で
夜に見る飛んでる蛾はオスだけで、メスは
成虫になっても同じ昆虫とは思えないような
目も口もないウジ虫状態で、一生を通して
ミノから出ることなく~ミノの下から頭だけだして
フェロモンという匂いを出してオスを誘い
何百個もの卵を産んで~しばらくすると
地上に落ち死んでいくという。
こんな一生をたどるミノムシのメスを知ってから
・・・子孫を残すためとはいえ・・・
いつもいつもミノムシに会うたびに~
何でこんな無常な~・・・と心が痛い。
でも、見かけなくなっていたから忘れていた
けど~・・・。
ミノガの一種の大ミノガは絶滅危惧種になって
いるという。生き続ける事もままならない
自然界は、人間社会もまた同じようなのかも
と・・・。
今朝の散歩道は、まさに冬景色そのままの
こころ模様に~。