ここ数日、映画三昧( ^ω^)・・・。
午前10時の映画祭と銘うって・・・昔とまではいかないけど…過去の名画を二週間の期間でやっているのを・・・時々見に行く~。
宮本輝原作の゛泥の河”・・・えっ!今日まで!というわけで、飛んで行った!
ずいぶん昔に、原作を読んでいて、のぶくんという主人公の少年のことが
印象に残っていて・・・!
昭和31年頃の大阪、戦争から命からがら生き残り帰ってきた大人たちが
戦後の何もない、食べるためにがむしゃらに働いていた時代・・・汚泥が
積もる 泥の河の川べりで暮らす大人たちの毎日の暮らしの中で・・・決して
きれいには生きられなかった~大人の暮らしを、小学校3年生ののぶ君が・・
その純な目にいろんなものを写し入れ・・・受け入れざるを得ない現実に、何
度も涙を流し・・・でも小さな足を踏ん張っている姿に・・・その時代に生き
ることは、それを受け入れて生きるしかないことを知る。やはり・・・戦争は
やるべきではない・・・!!!
この貧しい環境でも、子供たちは大人に守られて育てられている。・・・今の
時代に、育児放棄や虐待が多くあるのはどうしてだろうと・・・
考え込んでしまう。今は生きているというだけで、生かされているという認識
がない時代だといわれる・・・。根っこにあるべき一番大事ないのちから、心
が離れてしまっているという、寒い気持ちがしてしまう・・・。
相手をちゃんと感じて付き合うのが難しい時代・・・
国と国との付き合いも、相手をちゃんと認めて感じて付き合うことをすれば・・・昨今のように挑発合戦の
ような悲しい姿はないように思える。人々を不安に
怯えさせていることを考えてもいないような・・!
本当の程度の高い国、高い人というのは・・・
多様性を認めることも一つの条件ということ・・・
です。
みんなが平和な社会の中で、太陽の光をいっぱい浴びて、心穏やかに心優しく生きられますように・・・
願い祈ります・・・祈る気持ちがどんどん増してきま
す・・・この頃。
映画や本は・・・人の様々な生き方をいっぱい感じさせてくれ、
心に残してくれます。まさに知の宝庫だという言葉がピッタリ!!!