wanwanhanasan’s diary

今日の散歩道~フォト&つぶやき!

2か月に1度の定期便・・・母のもとへ~

施設にお世話になっている母の下を訪問。ずっと自立の一人暮らしをしていた母も
真夜中に転んでから施設に入ることをやむなく希望・・・しばらくはこの生活がとても苦痛のようで・・・訪問の度に゛どうするかどうするか~”自分の中で迷い続けていた日々が過ぎて・・・。今、良い人たちにお世話してもらって~こんなに恵まれた場で過ごせることがとても居心地が良いという言葉を何度も聞かされるようになって・・・
もうすぐ96才を迎える・・・。お陰様で~のことばが多く出るようになって・・・。
言葉だけでなく・・・母の表情や顔色や姿が~とても小さくなったけど・・・不思議に思うほどにきれいになって見えるのに・・・少しのおどろきを感じている
体重が最近6キロも減少してしまって心配していますという施設の方のお話…食事は全部食べているのに~・・・と。
寝ている表情をじっと見ていると~体が自然に自分のこれからを受け入れているように穏やかに安らかになっているように・・・教えてくれているように・・・思えて~。本人の気持ちのままに寄り添ってくださいとお願いする

随分前に、納棺師の方の記事を読んだときに・・・死期を悟って、死を受け入れたと思える人のご遺体はみんな枯れ木のようで、そしてとても柔らかな笑顔をしています。寿命が延びても、いつか必ず人は死を迎える。死から目をそらしては生きられない。体や心が死ぬ時を知り、食べ物や水分を取らなくなり、そして死ぬ。それが自然の姿であり、そういう死を迎えた方はそれぞれにとても美しい~。そして、その姿から教えられることが多くある。死に姿で知る゛生きる”を教えてもらっている~と。
自分もその様な死を迎えられるように・・・生きたいと思ったことを~今、思う。
いつまでも生きていて欲しいと思う気持ちを押し付ける事は・・・その人にとって
は決して幸せではない・・・とこころに刻む。
命の本当の大切さを、子や孫の心の中に育てる姿を見せられるかどうか~?とても難しいけど・・・それが自分や母の大きい役割とも思っている。
母が、今のような気持ちでいられるなら~長く生きていて欲しいと思う気持ちと
母が、本当に願っている想いに添えるように~と思う気持ちに・・・揺れながら
帰途につく。イメージ 1
イメージ 2
揺れる気持ちに~寄り添ってくれるように・・・帰りの電車は突風や雪や雨やらの
注意報の中・・・いつストップするかわかりません!というアナウンスの声を聴きながら・・・無事に帰宅できました
訪問の度に、これからの自分自身の気持ちの在り様を問われる月日が流れると思います。生きていく道は巡礼なり!・・・母の自宅は四国巡礼の86番志度寺のすぐ近くです。屋島寺八栗寺長尾寺、88番の大窪寺も近くにあります
            良い環境で~す!